クロマグロの国際会議で日本は少子化と同じ轍を踏もうとしている

太平洋クロマグロの漁業管理を行っている WCPFC (中西部太平洋まぐろ類委員会) の第 13 回年次会合の議事録を読んでいたら、ある漁業機関が日本が中心となっている北小委員会の資源量予測に対してこんな指摘をしていました。

「北小委員会の予測には、現状の歴史的に低い太平洋クロマグロの加入量が続いたり、さらには減少したりするシナリオが含まれていない。最も悲観的なシナリオでも、最低を記録した最近の加入量よりかは大きいだろうと予測しているが、われわれとしては納得できない」

加入量というのは、稚魚が成長したり他から移動してきたりして、どれくらい魚の数が増えるかという量です。人口でいえば、子供を産んだり移民で入国したりを合わせた、日本人口の増加数に対応するのが加入量です。

上の漁業機関の指摘は、つまり人口予測において、過去最低を記録した出生率がこれ以上下がるシナリオは検討していない、ということになります。あれ、なんかどっかで聞いたことのある話ですね。

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日本「オブザーバーの安全保障は管轄ではない」 マグロの国際会議WCPFC第13回年次会合で日本の漁業管理に非難集中

クロマグロを含むマグロ類などの中西部太平洋の漁業資源を管理する「中西部太平洋マグロ類委員会 (WCPFC)」 の第13回年次会合が12月5日から12月9日までの日程でフィジーで開催されました。

「いらすとや」よりマグロ

「いらすとや」よりマグロ

この中で日本が漁業資源管理そのものに加え、オブザーバーの安全管理にも消極的だと各所で非難されていましたので、少しまとめてみました。

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