ジュノーは本当に木星にたどり着けるのか

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木星探査機ジュノー

木星探査機ジュノー

昨日の記事で木星への突入を目指すジュノーの説明をしましたが、本当に突入できるのか最近は黄信号が転倒しています。

フライバイの延期

2016年7月4日に木星軌道に入ったジュノーでしたが、10月に入ってトラブルに見舞われます。

10月14日に2度目の木星の近くの軌道に遷移するためのフライバイをキャンセルしました。数秒で開くはずのヘリウム逆止弁のペアが開くのに数分かかる状態であることが、飛行中のテストで判明したためです。

このフライバイで新しい軌道に遷移できていれば従来1周に2ヶ月近くかかっていたのが2週間に短縮できるはずでした。

セーフモードに突入

10月19日には突然セーフモードに移行してしまいました。

ジュノーは10月19日に2度目のフライバイを予定していたのですが、しかしその13時間前に突如セーフモードに移行したため、指令は全てキャンセルされ、フライバイにおける調査は実施されませんでした。

セーフモードから復帰

10月24日にはジュノーはセーフモードから復帰しました。
その後のテストで、地球からの指令に正しく反応しているのが確認されていますが、セーフモードに入ってしまった理由は現在も調査中です。

これで問題は一件落着か、というとそうでもないようです。
12月11日にもフライバイが予定されていますが、科学的な調査のためのフライバイということになっていて、新しい軌道に遷移する予定がない模様です。

また、2月以降も定期的にフライバイの機会が巡ってきますが、問題となったヘリウム逆止弁の問題が片付くまでは、このままの軌道で調査を続けるようです。
実際、現在は1周53日で周回していますが、関係者から「この軌道でも予定している調査を実施することは可能である」との発言があったと伝えられています。

どうにか復帰して、ガリレオ・ガリレイ人形とともに木星にたどり着いてほしいですが、どうなるか、予断を許さない状況ですね。

参考

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