ジュノーとともに木星へ向かう 3 体のレゴ人形

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木星探査機ジュノー

ジュノーに登場している 3 体のレゴ人形

NASA JPL より。ジュノーに搭載された 3 体のレゴ人形。右からユピテル、ユノー、ガリレオ・ガリレイ。

今年の7月に木星探査機ジュノーが木星周回軌道に入り、話題になりました。

この探査機ジュノーは、実は 3 体のレゴ人形を中に乗せていたのです。

ギリシア・ローマ神話の神々

高さ 4 センチメートルの 3 体のレゴ人形のうち、2 体はギリシャ・ローマ神話の神様の 2 柱です。

1 柱はユピテル、ギリシア神話のゼウスと同一視される最高神です。英語読みはジュピター、すなわち探査機ジュノーの目的地の木星ですね。

もう 1 柱はユノー、ギリシア神話のヘラと同一視されるユピテルの妻です。英語読みはジュノーで探査機の名前そのものです。

木星の衛星の発見者

3 体のレゴ人形のうち、最後の 1 体は木星の衛星を発見した天文学者です。

そう、ご存知、ガリレオ・ガリレイです。

ジュノーには この 3 体のレゴ人形の他にアルミのプレートが一緒に搭載されています。この71ミリ×51ミリのアルミ板はイタリア宇宙機関から提供されたものだそうな。

ガリレオ・ガリレイのプレート

ガリレオ・ガリレイのプレート。木星の衛星を発見したときの記述が書かれている。

11日には次のように並んでいた。木星に最も近い星は、もう一方の星に比べて大きさが半分で、そのもう一方の星ととても近くに位置していた。それに対し、以前の夜にはこの 3 つの星は同じぐらいの大きさで等間隔に並んでいるのが観測できた。このことから、木星のまわりにこれまで誰にも観たことがない動く星があることは、疑いようのないことだった

この文はガリレオガリレイの「星界の報告」の一節で、1610 年 1 月 11 日の木星の衛星の並びについて説明しています。

地球と月の関係は、太陽系の中では特別なものではないこと、ひいては、地球が太陽の周りを木星と同様に周回している一つの惑星でしかないことが明らかになった瞬間ともいえますね。

ジュノーの最後の目的地

探査機ジュノーは最後に木星に突入することになっています。

これは生物が存在する可能性がある木星の衛星、とりわけエウロパに衝突したりして、地球の物質や微生物などで汚染しないためです。

つまり、順調に行けば、この 3 体のレゴ人形は、木星に着陸できるわけです。

なんとなく、そう、なんとなくですが、うらやましいな、とか思った夜でした。

参考

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