注: この記事の内容は数年前のもので古くなっていますので、次のページの方法をお薦めします。
どうやら無事、ブログ管理システムのWordPressをおけたようです。
このブログがおいてあるサーバーは、「さくらのレンタルサーバ ライト」で準備してもらったものなのですが、デフォルトではWordPressを実行できない設定になっています。具体的にはWordPressはデータベースにMySQLを使うのですが、MySQLはさくらインターネットのライトプランでは使用することができないのです。
ただ本当にWordPressを使用できる手段がないのか、少し調べてみたところ「のむのむ通信」様のサイトにそのものズバリの記事がありました。
この記事によれば、少し手数を踏めば、さくらのレンタルサーバライトでWordPressが動かせるらしいのです。とりあえずダメ元で書いてある手順に従ってみたところ、何の問題もなくあっさり実行できてしまいました。 以下、実行したことの記録です。
- WordPressのサイトからWordPress 2.9.2 をダウンロード
- PDO (SQLite) for WordPress のサイトからpdo-for-wordpress.2.7.0.zipをダウンロード
- それぞれのファイルを展開する
- 展開してできた pdo-for-wordpress のフォルダにある pdo と db.php をWordPress のフォルダの中の wp-contentにコピー
- WordPressのフォルダの直下の wp-config-sample.php を wp-config.php としてコピー
- UTF-8が扱えるエディタでwp-config.phpを開いて以下の2行を追加
12/** データベースのタイプ */define('DB_TYPE', 'sqlite'); - WordPressのフォルダ直下に.htaccessという名前のファイルを作成。中身を以下のようにする。
1DirectoryIndex index.html index.php - pdo-for-wordpress からコピーした pdoフォルダにある db.php のescape関数を差し替える。
123function escape($string) {return parent::escape($string);} - 同じくpdoフォルダにある PDOEngine.php の prepareQuery 関数中の vacuum をコメントアウト。
1234567private function prepareQuery(){//....if ($this->statement === false){$reasons = $this->pdo->errorinfo();$reason = $reasons[1];//$this->pdo->exec('vacuum'); ←この行をコメントアウト} else {
ここからはサーバー上の操作になります。
- WordPressのフォルダを適当に名前を変えてさくらのレンタルサーバーにアップロード
- WordPressのフォルダの パーミッションを 707に変更
- http://ドメイン名/…WordPressのフォルダへのパス…/wp-admin/install.php をブラウザで開く
- ブログのタイトル名などを適当に入力してインストール。パスワードはメモっておく
- WordPressのフォルダのパーミッションを705に戻す
- wp-admin にアクセスしてアップデートを実行
さくらインターネットはいまいちFFFTPとの相性が悪いので、ファイル転送やパーミッションの変更などサーバー上の操作はWinSCPで行いました。このあたりの話は「小粋空間」様のサイトが参考になりました。
また、アップデートの結果、元記事では WordPressのバージョンが 3.5.1になったようですが、私の場合は4.0まで上がりました。
さくらのライトプランでwpをインストールして、何か不具合はありませんか?
教えてもらえませんか?