豊洲市場へ移転すれば年100億、移転しなければ3,700億の赤字

最近、豊洲市場への移転問題で移転すれば毎年 100 億円の赤字になるというニュースが聞こえてきました。

この赤字の中身はというと主に「減価償却費」だそうです。

この膨大な赤字額を聞いて、豊洲市場への移転に対して疑問を投げかけている人たちがたくさんいます。

ただ、一方で実は豊洲市場に移転しなければ、3,700 億円の赤字が発生し、中央卸売市場の資金計画が破たんすることは、あまり知られていないようです。

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映画「沈黙‐サイレンス‐」 感想 弱き者がキリスト教の信仰を守るということ

映画「沈黙-サイレンス-」を鑑賞してきました。

ハッピーエンドではないし、終始真面目な重い雰囲気、しかも 162 分という長丁場の映画ですが、目が離せない展開の連続で意外とだれることがありませんでした。

映画「沈黙-サイレンス-」パンフレット表紙。

映画「沈黙-サイレンス-」のパンフレット表紙。

映画の中での主人公のロドリーゴ神父とキチジローの対比がとても興味深かったですね。片や最強のキリスト教戦士、片やキリスト教徒を名乗らせるのもおこがましい裏切り者。

しかし、実はこの二人は似たもの同士であったのです。

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世界一正確な時計が次々に狂っていく? EU版GPS ガリレオ衛星測位システムでトラブル

ガリレオ衛星に搭載されている、人類が到達しうる最も正確な時計である原子時計が次々にくるっていっていると、最近、欧州宇宙機関 (ESA) から発表がありました。

ESA公式サイトよりガリレオ衛星測位システム

ESA公式サイトよりガリレオ衛星測位システム。

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クロマグロの国際会議で日本は少子化と同じ轍を踏もうとしている

太平洋クロマグロの漁業管理を行っている WCPFC (中西部太平洋まぐろ類委員会) の第 13 回年次会合の議事録を読んでいたら、ある漁業機関が日本が中心となっている北小委員会の資源量予測に対してこんな指摘をしていました。

「北小委員会の予測には、現状の歴史的に低い太平洋クロマグロの加入量が続いたり、さらには減少したりするシナリオが含まれていない。最も悲観的なシナリオでも、最低を記録した最近の加入量よりかは大きいだろうと予測しているが、われわれとしては納得できない」

加入量というのは、稚魚が成長したり他から移動してきたりして、どれくらい魚の数が増えるかという量です。人口でいえば、子供を産んだり移民で入国したりを合わせた、日本人口の増加数に対応するのが加入量です。

上の漁業機関の指摘は、つまり人口予測において、過去最低を記録した出生率がこれ以上下がるシナリオは検討していない、ということになります。あれ、なんかどっかで聞いたことのある話ですね。

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WordPressのoEmbed埋め込みカードのスタイルシートを変更してコンパクトにする

WordPress 4.4 以降ではでは自分のサイトの URL を一行書いておくと、自動的に oEmbed 埋め込みカード (ブログカード) として表示してくれます。

WordPressのoEmbed 埋め込みカードのスタイルシートを変更してコンパクトにする

ただデフォルトだと、ゆったりとスペースを取り過ぎのようにも思えましたので、スタイルシートの変更をしてコンパクトにしてみることにしました。

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さくらインターネットのレンタルサーバライトでWordPress (2017年版)

さくらインターネットのライトプランで WordPress をインストールしました。

WordPress はデフォルトではデータベースとして MySQL を使いますが、さくらインターネットのライトプランでは MySQL が使えません。

そこで 以前の記事では、PDO for WordPress プラグインを用いて、データベースとして SQLite を使用していました。

しかし、PDO for WordPress はここ数年アップデートされておらず、最近の WordPress の更新について行けていませんでした。

それでも、だましだまし使っていたものの、一念発起して SQLite Integration に移行することにしました。 続きを読む

りゅうおうのおしごと! 第4巻の清滝桂香の勝利が本当に切ない

ラノベの「りゅうおうのおしごと!」を軽い暇つぶしのつもりで読み始めたら、思ったよりも引き込まれてしまって既刊の全 4 巻を一気に読んでしまいました。

おかげで暇つぶしどころか休日まるつぶしです。

「りゅうおうのおしごと!」という小説は、才能のあふれる天才棋士で竜王のタイトルを持つ主人公九頭竜八一 とその弟子である二人の同名の天才少女棋士「あい」が、将棋界に旋風を巻き起こす話です。

天才棋士たちが、異能ともいえるその才能を極限まで研ぎ澄ませて、盤上盤外を問わず死力を尽くして戦う姿は手に汗握りますし、その棋譜は正に芸術的です。

一方で、主人公の年上の妹弟子の清滝桂香は主人公に才能に恵まれていません。見せ場なしに負けることも多く、兄弟子や姉弟子の天才的な感覚について行くこともできません。

しかしそれでも、この巻では彼女は他の天才たちに負けない熱い輝きの将棋を見せます。

りゅうおうのおしごと! 第 4 巻扉絵より清滝桂香

りゅうおうのおしごと! 第 4 巻扉絵の一部。挿絵が一枚もないけど個人的に MVP な清滝桂香

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いじめられっ子の日本は従軍慰安婦像問題でもおとなしくしておくべき

最近はネットでもテレビでもプサンの従軍慰安婦像が設置されたことと、それに抗議するために駐韓大使を一時帰国させたことで大盛り上がりです。

ただ報道によれば、日本としては道徳的に優位に立つことで、国際世論の支持が得られるといっていますが、どうにも支持を得られている気がしません。

むしろ、おとなしく無視を決め込んでおけば、より早く撤去できただろうにと思うところですが、あらためていろいろ考えてみたいと思います。 続きを読む

政宗くんのリベンジ 第7巻・第8巻のフランス語が間違いだらけ

政宗くんのリベンジがアニメ化されましたね。はやり物に弱い私はもちろん原作のコミックを購入して早速読んでいたわけですよ。

そのコミック第 7 巻と第 8 巻では、主人公の政宗くん一行が高校の修学旅行でフランスへ行くことになります。当然フランスが舞台になるので、リアリティーを出すためにフランス語が劇中にバンバン出てくることになるのですが、これがもうことごとく間違えています。

私もフランス語は大学の第二外国語で習った程度で、別にそれほど得意という訳ではありませんし、細かい揚げ足取りもそんなに良い趣味だとは思わないのですが、あまりにもミスだらけだったので一周回ってちょっとメモしておきたくなりました。

(2017年1月27日: 第 8 巻分を追記)

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東亜建設工業の不正・捏造がひどい 羽田空港滑走路地盤改良 施工不良事件

2016年の振り返り記事を眺めていると、世間で話題になった割に見落としていた記事を見つけたりすることってありますよね。

東亜建設工業による羽田空港地盤改良の不正工事の記事もそんな感じで見つけたのですが、2016 年 5 月の当時の記事を漁ってみると、本当にヒドいという感想しか出ませんね。

工事での不祥事といえば昨年も橋桁が落下したり道路が陥没したりと話題に事欠きませんでしたが、これらは施工業者もよかれと思って失敗したところがあります。しかし、羽田空港の工事はは施工業者である東亜建設工業の工事に対する誠意のなさが際立っています。

なんでこんな大物事件を見落としていたのやら。 続きを読む